中国新エネ発電設備大手の陽光電源、25年通期は過去最高益3000億円 海外売上が6割超

中国の新エネルギー発電設備大手、陽光電源が発表した2025年12月期決算は、売上高が前年比14.6%増の891億8400万元(約2兆円)、純利益が22.0%増の134億6100万元(約3000億円)で過去最高を更新した。

エネルギー貯蔵事業が好調で、業績向上をけん引する原動力となった。25年の同社のエネルギー貯蔵システムの世界出荷量は43ギガワット時、売上高は前年比49.4%増の372億8700万元(約8600億円)で、売上高全体に占める割合は前年の32.1%から41.8%に上昇した。

太陽光発電インバーターなど電力変換装置の売上高は6.9%増の311億3600万元(約7200億円)だった。新エネルギー投資・開発事業は国内政策の見直しや市場環境が響き、売上高は21.2%減の165億5900万元(約3800億円)となった。

25年はブランドプレミアムや製品の刷新、スケールメリットを受けて、総合粗利益率が31.8%と1.89ポイント上昇した。同社は研究開発を強化し、研究開発費は32.0%増の41億7500万元(約960億円)、研究開発者数は7625人で従業員数の40.0%以上を占めた。特許出願件数は25年末時点で累計1万1500件を超えた。

中国の新規風力・太陽光発電設備容量、25年は4億3000万キロワット時、再び過去最高に

グローバルな布陣が強化された。25年の海外売上高は48.8%増の539億9200万元(約1兆2400億円)で、売上高全体の60.5%を占めた。海外支社・支店は20カ所以上、サービス拠点は520カ所を超え、海外の従業員数は24.5%増の2208人となった。【新華社北京】

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