中国のAI合成データ「光輪智能」、評価額3200億円を突破

人工知能(AI)向けの合成データを手がける中国のユニコーン企業「光輪智能(Lightwheel AI)」が新たに資金を調達し、評価額が20億ドル(約3200億円)を突破したことを発表した。

本ラウンドはアリババグループの関連金融会社アント・グループ(螞蟻集団)が主導し、建投投資(JIC Investment)、大湾区共同家園発展基金(Greater Bay Area Homeland Development Fund)、芯能投資など、著名な国有資本、産業系および金融系機関が名を連ねた。資金は、フィジカルAI向けのデータ、評価インフラの中核技術の研究開発、大規模な供給能力の構築に重点的に投じられ、世界市場の拡大とエコシステム連携の展開を加速させる。同社は今年3月にも、シリーズAの2度の追加ラウンドで総額10億元(約240億円)を調達したばかりだ。

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ロボット本体やモデルそのものに焦点を当てる企業とは異なり、光輪智能はフィジカルAI時代のインフラ提供業者と位置付けられ、ロボットの継続的な学習を支える基盤となるデジタル基盤を構築することで、業界が抱える「トレーニングデータの枯渇」、「シミュレーション精度の低さ」、「評価体系の欠如」といった主要な課題を解決している。

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同社は世界をリードする「人間動画データの体系」を構築しており、2万5000以上の環境ノードと10万種類のタスクタイプをカバーし、累計150万時間以上の高品質データを納入しているという。2026年1~3月期には新規受注額が5億5000万元(約130億円)に達し、単四半期の売上高だけで2025年通期の実績を上回る急成長を見せている。

*1ドル=約160円、1元=約24円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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