動画配信大手「愛奇芸」1Q決算 会員数1200万人増、コロナ流行で広告収入は2年間で最低

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動画配信大手「愛奇芸」1Q決算 会員数1200万人増、コロナ流行で広告収入は2年間で最低

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5月19日、「中国版Netflix」と呼ばれる動画配信プラットフォーム「愛奇芸(iQiyi)」が2020年第1四半期(2020年1月1日~3月31日)の財務報告(未監査)を発表した。

報告書によると、2020年第1四半期、愛奇芸の総売上高は前年同期比9%増の76億元(約1153億円)、純損失は前年同期の18億元(約273億元)に対し、29億元(約440億円)となった。愛奇芸のサブスクリプション会員は前年同期比23%増の1億1900万人に達し、本四半期における純増数は1200万人だった。会員サービスによる売上高は前年同期比35%増の46億元(約698億円)に達した。これについて愛奇芸は、主に優れたコンテンツと新型コロナウイルス流行期間におけるエンターテインメントニーズの高まりによるものだと見解を示している。一方、売上のもう一つの大黒柱であるオンライン広告の売上高は、感染症拡大の影響で、前年同期比27%減の15億元(約227億円)となり、ここ2年間で最低となった。

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