折り畳みスマホ「Royole」が中国でIPOを計画、米国上場は一時保留か

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折り畳み式スマートフォンの製造で知られる中国のフレキシブルディスプレイメーカー「柔宇科技(Royole)」が、米国での上場計画をいったん保留し、中国市場でのIPO(新規株式公開)を検討しているという。米ブルームバーグが関係者筋の話として報じた。36Krでもこの報道について取材を試みたが、まだ公式回答は得られていない。

2020年初頭、柔宇科技が米国でのIPOを内々に申請し、販売・マーケティングの強化と研究施設の拡大に充てる意向で10億ドル(約1070億円)を目標に資金を調達しようとしていたことが報じられた。同社は当初この資金を約80億ドル(約8566億円)の企業評価額で、私募により調達することを計画していた。

2012年に設立された柔宇科技は柔軟性の高いディスプレイとセンサーの製造に注力している。以前、「深圳市創新投資集団(Shenzhen Capital Group)」、「松禾資本(Green Pine Capital Partners)」、「IDGキャピタル」、「中信資本(CITIC Capital)」など多数の大手投資機関から出資を受けている。

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