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【新華社上海1月19日】米自動車大手フォード・モーターが中国上海市に新設した中国デザインセンターが17日、運用を始めた。世界最高水準の設備を備えたモックアップの作業場と審査ホールを持ち、上海の中心部で唯一の全機能を備えた自動車デザインセンターになる。同社は同センターの活用を通じて最新の技術と中国の消費者の好みを融合させ、中国効率で世界のトレンドをリードする未来型の製品を生み出す方針を示している。
フォードは2021年、中国での販売台数が前年比3.7%増の62万5千台近くに上った。傘下の高級車ブランド、リンカーンは年間販売台数が中国進出以来の最多を更新。今回のデザインセンター開設は、同社にとって中国市場での投資拡大に向けた重要な布石になる。
同センターは、中国市場向け製品の設計と開発に特化して設立された。デザイントレンドの調査から内外装のスタイリングデザイン、色や素材のデザイン、デジタルインタラクティブ体験デザイン、デジタルモデリング、モックアップの製作まで、自動車デザインの全工程をカバーする機能を持つ。(記者/王辰陽)
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