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食品メーカー「絶味食品(Juewei Food)」は、子会社が株式を保有する「和府撈麺(Hefu Noodle)」が、中国本土以外で上場すると明らかにした。
和府撈麺は2012年に設立された中国麺料理店チェーンで、客単価は50元(約900円)前後。中〜高級麺料理店に位置付けられる。出店先は主に1、2級都市のショッピングセンターで、近隣のホワイトカラーをターゲットに料理の質と空間づくりを重視して店舗を運営している。21年6月末時点の店舗数は中国国内で340店を超える。
同社は設立から10年で、6回の資金調達を実施している。特に21年7月のシリーズEでは、テンセントなどから、麺料理レストランとしては史上最高の約8億元(約145億円)を調達した。この資金調達で、同社の評価額は70億元(約1270億円)となった。
中国では麺料理店チェーンの資金調達が相次いでいる。不完全な統計だが、21年7月までに「蘭州ラーメン」チェーンの「「張拉拉(ZhangLaLa)」、「馬記永(MaJiYong)」「陳香貴(ChenXiangGui)」を含め、10件以上の資金調達が実施された。陳香貴は同年11月、シリーズA+で2億元(約36億円)を調達している。
(36Kr Japan編集部)
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