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米マイクロソフトから独立した中国のAI(人工知能)企業「シャオアイス(小冰公司)」は2022年11月、10億元(約190億円)を調達し、AIを活用したバーチャルヒューマン関連の技術開発を進め、バーチャルスタッフのアップグレードと普及を加速すると発表した。
シャオアイスは4月21日、バーチャルスタッフのSaaS(Software as a Service)に関する進捗状況を明らかにした。バーチャルスタッフの生成は非常に簡単で、スマートフォンで3分間の動画を撮影し、数時間トレーニングすれば、本物そっくりな外見と声のバーチャルスタッフが生成される。生成されたバーチャルスタッフは、音声とテキストでリアルタイムに対話できる上、複数の会話モードに対応しており、最良の結果はChatGPTに匹敵する水準だという。このバーチャルスタッフは、大規模言語モデル(LLM)と「Few-shot Learning(AIに少ない画像データ等で効率的に学習させる手法)」により作成されており、現時点では法人向けにのみ提供することを想定している。
LLM、AIGC(AI Generated Content、AI使って自動生成されたコンテンツ)、そしてデジタルヒューマンへの注目度はますます高まっており、多くの革新的なプロダクトが生まれ、多くの企業がこれら3つの融合に取り組んでいる。AI大手のセンスタイム(商湯科技)が4月10日に公開した大規模AIモデル「日日新SenseNova」は、5分間の映像データからデジタルヒューマンを生成できるという。
(36Kr Japan編集部)
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