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人型ロボット(ヒューマノイド)を開発する中国ベンチャー「星動紀元(Robot Era)」が、エンジェルラウンドで1億元(約20億円)余りを調達した。パソコン世界最大手レノボ・グループ傘下の聯想創投(Lenovo Capital and Incubator)が出資を主導した。
星動紀元は2023年8月、清華大学の学際情報学研究院(Institute for Interdisciplinary Information Sciences)のインキュベートにより設立され、身体性人工知能(Embodied AI)と汎用ヒューマノイドの研究開発に注力している。現在展開するヒューマノイド「小星(XIAOXING)」と「小星MAX(XIAOXING MAX)」は、それぞれ異なる場面でのニーズに対応する。
小星は、身長122センチとコンパクト。屋内外での高速歩行や片足立ちなど、一般的な移動能力の開発に重点を置いており、将来的には屋外での巡回検査や物流関連への活用が期待できる。
小星MAXは、身長166.6センチと成人並み。腕や腰、その他全身の各部位の自由度が高いうえ、自由度の高いロボットアームも装備されている。人に代わってさまざまな精密作業ができるため、家庭や工場などさまざまな活用シーンが想定できる。
小星シリーズの減速機やモーター、駆動装置などの基幹部品は、全て自社開発したものだという。
*2024年1月13日のレート(1元=約20円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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