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2024年7~9月期は、アップルのiPhone 16シリーズなどハイエンドスマートフォンのフラッグシップモデルの発売が相次ぎ、アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)パネルの需要を押し上げた。
中国の調査会社CINNO Researchによると、24年7~9月のスマホ向けAMOLEDパネルの世界出荷量は前年同期比25.3%増、前期比0.9%増の約2億2000万枚で、フレキシブルAMOLEDパネルが全体の76.4%を占めた。
メーカー別で首位に立った韓国サムスンディスプレイ(SDC)は、出荷量が16.0%増加したものの、市場シェアは3.6ポイント減の45.2%だった。
2〜4位は中国勢が占めた。2位の京東方科技集団(BOE)で、出荷量は2.0%増加したが、市場シェアは3.1ポイント減の13.5%となった。3位の維信諾(Visionox)は出荷量が53.4%増と大幅に伸び、市場シェアを2.2ポイント増の12.1%とした。4位のTCL華星光電技術(CSOT)も出荷量が57.7%増と大きく伸び、市場シェアは1.9ポイント増の9.2%となった。
(36Kr Japan編集部)
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