BYD、7月販売22%増の41万台 海外比率が初の4割超え

中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)は8月1日、2026年7月の新車販売台数が前年同月比22%増の41万9211台だったと発表した。中国の新エネルギー車(NEV)月間販売では、62カ月連続でトップを維持した。うち乗用車販売は41万1072台で、前月比3.9%増、前年同月比21.8%増となった。内訳はEVが31%増の23万3105台、プラグインハイブリッド車(PHEV)は9%増の17万7967台。

販売の中心は引き続き「王朝(Dynasty)」と「海洋(Ocean)」シリーズで、7月の販売台数は前年同月比11.1%増の35万178台。一方、高級ブランドの伸びも目立ち、「方程豹(Fang Cheng Bao)」「騰勢(Denza)」「仰望(Yangwang)」の3ブランド合計は6万台を超え、前年同月比約135%増となった。

海外市場も成長を支える重要な柱となった。乗用車およびピックアップトラックの海外販売台数は前年同月比124.3%増の17万9841台で、全体の販売台数に占める割合は初めて4割を突破した。1月から7月まで海外累計販売台数は96万9000台に達し、100万台の大台まであと一歩に迫っている。

BYD、6月販売40万台突破 増加分はほぼ海外、国内低迷を相殺

一方、中国国内では競争激化やEV購入補助政策の見直しなどを背景に、BYDの販売は今年に入って伸び悩みが続く。1〜6月の累計販売台数は180万8511台にとどまり、年間販売目標として掲げる500万〜550万台を達成するには、7〜12月に月平均約53万台を販売する必要がある。下半期には、大型SUV「大唐」、フラッグシップセダン「海豹08(Seal 08)」、ラグジュアリーセダン「騰勢Z9S」などの新型車が投入されており、製品ラインアップの拡充に加え、海外販売網の拡大も進めることで、販売の上積みを狙う。

日本市場での展開にも力を入れている。7月28日には日本市場向けとして初の軽EV「RACCO(ラッコ)」を発売した。日本経済新聞によると、BYD Auto Japanは7月31日、発売から3日間で約100件の受注を獲得したことを明らかにしている。

BYD、海外メーカー初の軽EV「RACCO」を199万円から 「装備」強みに年内1万台受注目標

(36Kr Japan編集部)

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