中国、作物育種にAI・画像解析を活用 「植物CT」で研究加速

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中国海南省三亜市にある中国農業科学院国家南繁研究院の地下実験室を訪れると、トウモロコシや綿花の株がベルトコンベヤーで運ばれ、イメージングシステムで「CT検査」を受けていた。

植物を解析していたのは、ハイスループット表現型解析システムと呼ばれる機器で、先端イメージング技術と自動化技術を統合し、植物の全般的な成長情報を効率的かつ非破壊的に取得できる。主に現代作物の遺伝的改良や優良遺伝資源のスクリーニング(選別)などの研究に用い、育種プロセスの加速や植物生物学研究の深化を技術面から支えている。

システムは植物の健康状態を総合的に診断する。可視光イメージングユニットは株の高さや幅、葉の面積などのパラメータを取得し、研究者による形態構造の把握を助ける。光合成表現型イメージングユニットは植物の光合成効率や色素含有量などを測定し、植物の健康状態を判断。根系イメージングユニットは植物の根の数や長さ、分布、形態を記録する。

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スマート化されたシステムにより作業効率は大幅に向上した。電子タグが取り付けられた植物は、異なるユニット間を自動で移動し、人が操作する必要は一切ない。専用の培養システムが水分や肥料を正確に供給し、全ての株を同一条件下で育成することで、実験結果の信頼性を高めている。分析ソフトは画像データの自動処理や重要指標の抽出、可視化レポート生成も可能で、育種専門家はデータを直感的に活用できる。【新華社海口】

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