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中国の主な新興電気自動車(EV)メーカーが、2026年2月の新車販売(納車)台数を発表した。前月3位に転落した零跑汽車(Leap Motor)が約2万8000台で首位を奪還し、理想汽車(Li Auto)が僅差で2位に入り、高級EVブランドの極氪(ZEEKR)が3位に浮上する波乱含みの展開となった。
1位:零跑汽車
零跑汽車(Leap Motor)の2月の販売台数は、前年同月比11.0%増の2万8067台だった。前月比では12.5%減少した。同社は今後、10万元(約230万円)以下の廉価モデル「A10」「A05」に加え、30万元(約690万円)クラスの高級EV「D19」「D99」を新型車として打ち出し、販売台数のさらなる増加を狙う。
2位:理想汽車
理想汽車(Li Auto)の2月の販売台数は、前年同月比0.6%増の2万6421台だった。前月比では0.6%の増加となった。同社は主力の「Lシリーズ」のモデルチェンジを控えており、購入特典をつけるなどの施策で現行モデルの在庫解消を進めている。
3位:ZEEKR
極氪(ZEEKR)の2月の販売台数は、前年同月比70.0%増、前月比0.1%増の2万3867台だった。50万元(約1200万円)クラスのフラッグシップSUV「9X」の生産能力向上が奏功した。4〜6月期に発売を予定している高級SUV「8X」の売れ行きにも期待が集まる。
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4位:NIO
蔚来汽車(NIO)の2月の販売台数は、主力のSUV「ES8」が約1万1300台と好調で、前年同月比57.6%増の2万797台となったが、前月比では23.5%減と大きく落ち込んだ。セカンドブランドの「楽道(ONVO)」とサードブランドの「蛍火虫(firefly)」が振るわなかった。同社は販売台数の底上げを目指し、「最長7年の低金利ローン」などの購入特典を打ち出している。
5位:小米汽車
スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)が手がける「小米汽車(Xiaomi Auto)」は、2月の販売台数が2万台余りだった。前月の約3万9000台からほぼ半減した。4月に主力の「SU7」のモデルチェンジを控えているため、当面はSUVの「YU7」が販売台数を支える形となりそうだ。
このほか、ファーウェイが支援する問界(AITO)の2月の販売台数は約1万8000台で、先月首位から6位に後退した。7位の小鵬汽車(XPeng Motors)は前年同月比49.9%減、前月比23.8%減の1万5256台と、いずれも2万台を割り込んでいる。
例年どおり、2月は春節(旧正月)連休の影響で自動車市場全体が閑散期に入り、前月比販売台数が落ち込む新興メーカーも多かった。今後は各社とも新モデルや購入特典を打ち出し、3月以降のV字回復を狙うとみられる。
*1元=約23円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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