中国人型ロボット「Agibot」、ドイツ進出 敏実集団とセルビアに量産拠点

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中国の人型ロボット(ヒューマノイド)ユニコン企業「智元機器人(Agibot)」はこのほど、独ミュンヘンで発表会を開き、ドイツ市場への進出を発表した。発表会では、人型ロボット「遠征 A2(A2 Ultra)」や四足ロボット「D1」シリーズ、さらに産業向けの統合システムソリューションを公開。

また、自動車部品大手の敏実集団(ミンス・グループ)のドイツ法人とも戦略的協力協定を締結した。Agibotが持つ汎用エンボディドAI(身体性AI)技術と、敏実集団のグローバルな生産ネットワークを融合。まずは欧州の自動車部品工場へのロボット導入を進め、スマート製造の高度化を加速させる。

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敏実集団は欧州における戦略的パートナー兼販売代理店も担い、両社は2026年から27年にかけてセルビアの拠点でロボットの量産を開始する計画だという。第1期の投資額は約1億ユーロ(約180億円)にのぼり、年間1000〜2000台の生産を見込む。さらに、AIの精度向上に欠かせない学習データを収集する「データファクトリー」を、2030年までにセルビア国内へ最大50カ所建設するという野心的な構想も明かされた。

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中国のロボットメーカーがドイツを海外進出の重要拠点に選んだ背景には、同国の成熟した精密製造業のサプライチェーンを活用し、産業現場で実用化の可能性を検証する狙いがある。人型ロボットの産業利用は、すでに世界中で加速している。米「Figure AI(フィギュアAI)」は2025年11月、第2世代ロボット「Figure 02」がBMWグループの米サウスカロライナ州スパータンバーグ工場で約半年間の実証運用を行ったと発表した。期間中に、累計9万個以上の部品を取り付け、約3万台の自動車生産に関わったという。

*1ユーロ=約184円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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