中国スマホ市場1〜3月期微減、ファーウェイが首位奪還 メモリ高騰で年間10%減の予測も

中国スマートフォン市場は2026年1~3月期、メモリ部品のコスト上昇や一部ブランドの価格改定の影響を受け、成長の鈍化が鮮明となった。英調査会社オムディア(Omdia)の最新データによると、同期の市場全体の出荷台数は前年同期比1%微減の計6980万台にとどまった。

ブランド別では、ファーウェイ(華為技術)が1390万台で首位となり、市場シェア20%を占めた。アップルは2位で、出荷台数は1310万台、市場シェアは19%だった。OPPOはrealmeを再統合後、初めての四半期で1100万台を出荷し、トップ3入りを果たした。vivoは1050万台で4位、シャオミ(小米科技)は870万台で5位となった。

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注目すべきは、首位のファーウェイと2位のアップルが業界の流れに追随した大規模な値上げをせず、この好機を利用してハイエンド市場およびミドルレンジ市場でのシェアをさらに拡大した点だ。しかし、多くのブランドでは、中核部品であるメモリの価格変動を小売価格に転嫁せざるを得ず、これが消費者の購買意欲を抑制する結果となった。

オムディアは現在の傾向を踏まえ、26年の中国スマートフォン市場が引き続き低迷し、年間出荷台数は約10%の大幅な減少に直面する可能性があると予測している。

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(36Kr Japan編集部)

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