商用サービスロボットで世界首位、中国・PUDUが香港上場を準備 「一脳多形」で全形態を展開

中国のサービスロボット大手・普渡科技(Pudu Robotics)」(以下、PUDU))が香港市場への上場準備を進めていることが分かった。同社の創業者兼最高経営責任者(CEO)である張涛氏がインタビューで明かしたもので、6月3日付の日経アジア(Nikkei Asia)が報じた。

2016年に設立されたPUDUは現在、商用サービスロボット分野で世界トップのシェアを誇る。同社は「自律移動エンボディドナビゲーション、エンボディドオペレーション、エンボディドインタラクション」という3つのエンボディドAI(身体性を持つ人工知能)の技術基盤を構築。1つの共通したAI頭脳で異なる形状や役割のロボットを制御する「一脳多形(One Brain, Multiple Embodiments)」という技術アーキテクチャを確立しており、業界で初めて専用ロボット、準人型ロボット、人型ロボット(ヒューマノイド)の全形態の展開を成し遂げたとされる。

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同社は現在、配送ロボット、清掃ロボット、工業用ロボット、汎用エンボディドAIの4つの製品ラインを擁する。製品は小売り、ホテル、飲食、製造、倉庫・物流、不動産管理、医療、公共サービスなど数十の業界で導入され、世界80カ国以上で事業を展開。25年末時点での累計出荷台数は12万台を超えている。

設立以来、トップクラスの資本から継続的な支援を受けてきた。20年には生活関連サービス大手の美団(Meituan)や紅杉中国(HongShan)から出資を受け、21年にはIT大手のテンセント(騰訊控股)や深圳市投資控股(Shenzhen Investment Holdings)などを迎え入れ、その後も普華資本(Puhua Capital)から継続的な追加出資を受けている。同社は今年4月下旬、約10億元(約240億円)規模の新たな資金調達を完了したと発表し、評価額は100億元(約2400億円)を突破した。

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*1元=約24円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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