有機EL材料の米UDC、成都に研究拠点を稼働――BOE支援、「中国に長期コミット」

有機EL(OLED)材料大手の米ユニバーサル・ディスプレー(UDC)が中国四川省成都市に設立した成都OLED技術・イノベーションセンターがこのほど、正式に稼働を開始した。同社は新型ディスプレー産業での事業展開をさらに強化した。

センターは成都ハイテク総合保税地区にあり、先進的な実験室と専用のカスタマーセンターを持つ。材料の特性評価や製品の性能改善、応用開発を支援し、UDCが顧客の製品開発プロセス全体により深く関わることを可能にする。

京東方科技集団(BOE)などディスプレー大手に対し、有機ELリン光発光材料の試験から製品の応用に至る技術サポートを行うとともに、進化を続ける高級ディスプレー製品の技術ニーズに対応し、成都のディスプレー用発光材料のサプライチェーンを一層強化する。

UDCのスティーブン・エイブラムソン最高経営責任者(CEO)は「センターの稼働は中国での持続的発展の重要な節目であり、中国市場に深く根ざし、現地の顧客やパートナーに寄与するというわが社の長期的コミットメントを改めて示すものだ」と述べた。

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四川省は既に国内最大のAMOLED(アクティブマトリックス式有機ELディスプレー)生産拠点を構築し、世界のフレキシブルディスプレーの2割近くが「四川製」となっている。2025年には成都の新型ディスプレー産業の売上高が1000億元(約2兆4000億円)を超えた。BOEの第8.6世代AMOLED生産ラインもまもなく量産を開始することから、四川省の新型ディスプレー産業の国際競争力はさらに高まると見込まれる。【新華社成都】

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