中国タイヤ勢、世界で存在感 EV市場拡大が追い風

英ロンドンに本社を置くブランド評価・コンサルティング機関ブランドファイナンスは9日、2026年版の世界タイヤブランド価値トップ25を発表した。中国からは6ブランドがランクインし、国別で最多となった。

仏ミシュラン、日本ブリヂストン、独コンチネンタルが引き続きトップ3を占め、歴史ある多国籍大企業がハイエンドブランドの認知度、流通チャネル、技術の蓄積で優位性を維持していることが明らかになった。中国の賽輪集団はブランド価値で世界10位、伸び率で世界2位となった。山東玲瓏輪胎は世界12位に入り、中国勢が世界大手の競争への参戦を加速していることの重要な象徴となった。

アナリストは、中国の自動車生産・販売台数が17年連続で世界1位を維持し、新エネルギー車(NEV)の生産・販売台数が1600万台を超え、新車販売の50%以上を占めることに触れ、タイヤメーカーの技術の向上と応用、更新に幅広い事例を提供しているとの認識を示した。

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ブランドファイナンスの陳憶登中国総裁は「今後の世界タイヤ業界の競争はもはや生産能力や価格面ではなく、材料科学技術やグリーン(環境配慮型)・低炭素、スマート製造、ブランドの信頼性、グローバルサービスネットワークをめぐる総合的な競争になる」との見通しを示した。中国のタイヤメーカーは既に、世界の主要市場で持続的にブランド価値を高める基盤を備えていると指摘した。また、開放と協力、イノベーション主導型の経営を引き続き推進することで、中国勢が世界自動車産業チェーンの価値再構築の中でより大きな役割を発揮する可能性があるとした。【新華社ロンドン】

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