中国車輸出、1〜5月は63%増の406万台 NEV比率は45%に

中国の自動車業界団体、中国汽車工業協会(CAAM)のデータによると、2026年1~5月の中国の自動車輸出は前年同期比63%増の405万9000台だった。うち新エネルギー車(NEV)は2.1倍の183万3000台と急増し、輸出全体に占める比率は約45%まで高まった。メーカー別では奇瑞汽車(Chery)が74万9000台で首位を維持し、輸出全体の18.5%を占めた。BYD(比亜迪) が61万7000台であとに続いた。

2025年通年の中国の自動車輸出台数は前年比21.1%増の709万8000台だった。2023年に日本を初めて上回って以降、3年連続で世界最大の自動車輸出国となった。成長を力強くリードしたのはNEVで、通年の輸出は前年から倍増となる261万5000台に達した。輸出先として、欧州・中南米・東南アジアが3大主要市場となっている。

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一方、2026年に入り中国国内市場の低迷が続いている。自動車流通協会自動車市場研究分会(乗聯会) によると、5月の乗用車小売販売台数は前年同月比22.1%減の151万台だった。競争激化とサプライチェーンのコスト上昇という二重の圧力を受け、中国の自動車業界の利益率は約3%まで低下した(2024年は4.3%)。これに対し、トヨタ自動車の2025年3月期の営業利益率は約10%だった。

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一方で、海外市場でのEV需要には依然として成長の余地が残されている。海外での1台あたりの販売価格は中国国内より40~60%高いとされる。自動車メーカー各社にとって、海外市場は利益に貢献する新たな成長の柱となりつつある。例えばBYDの場合、2025年の海外事業の粗利益率は19.46%と、国内の16.66%を上回った。

CAAMの何毅・常務副秘書長はこの前、2026年の中国の自動車輸出が1000万台の大台を突破する可能性があると予測していた。

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(36Kr Japan編集部)

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