VW中国、地平線との連携強化で「L3・L4」自動運転へ AI基盤モデルを活用
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の中国法人、フォルクスワーゲン・グループ・チャイナ(VGC)はこのほど、車載用半導体メーカーの北京地平線機器人技術研発(Horizon Robotics、ホライズン・ロボティクス)とAI(人工知能)基盤モデル分野の技術協力をさらに深めると発表した。レベル3(条件付き自動運転)、レベル4(特定条件下での完全自動運転)技術の開発を加速させる。
VW傘下のソフトウエア開発会社カリアドとホライズンの合弁会社、酷睿程(北京)科技(CARIZON)を通じて協力を進める。CARIZONは、ホライズンの先進的なAI基盤モデルをよりどころに、VGCの統一的なAI運転ソリューションを開発、構築する。
中国の自動車産業は現在、世界的なスマート化変革の流れをリードし、ホライズンなど中国のハイテク企業は、世界のイノベーションに原動力をもたらし続けている。今回の協力深化は、双方が自動車製造と自動運転技術でそれぞれ持つ強みをさらに統合し、中国のスマート技術の世界規模での応用を加速させる。
VWのオリバー・ブルーメ会長は「今回の協力深化でVWはAI自動運転ソリューションの研究開発・大規模実用化能力を一層強化できる」と指摘。中国の顧客により良いサービスを提供し、将来はグループの一部の海外市場での事業展開も支援していくと述べ、中国はVWにとって世界で重要なイノベーションエンジンの一つで、ソフトウエアやAI、自動運転の分野で特に顕著だと語った。
ホライズンの余凱創業者兼最高経営責任者(CEO)は「自動車のスマート化がレベル3、レベル4へ進化する中、業界は複雑な道路状況に対処するAI基盤モデルにこれまで以上の水準を求めている」とし、VWとの協力深化は非常に光栄であり、先進的なAI基盤モデルによってVWのレベル3、レベル4への移行を技術的に支えていく考えを示した。【新華社北京】