3月10日午後、中国スマートフォンメーカーの「vivo」が、新たなフラッグシップモデルとなる「vivo NEX 3S」を発表した。NEX 3Sは、半年前に発売された「NEX 3」と基本的にデザインは同じだが、ハードウェアがアップグレードされているという。

NEX 3Sには、クアルコム製のSnapdragon 865と5Gモデムチップ「X55」が搭載され、デュアルモード5Gをサポートする。この新プロセッサは「Snapdragon 855」と比べ、CPUのパフォーマンスおよび電力効率がそれぞれ25％向上し、GPUのパフォーマンスが25%、電力効率が35%向上している。

先頃発売されたシャオミ（小米科技）の「Xiaomi Mi 10」（2月13日発売）、OPPOの「OPPO Find X2 Pro」（3月6日発売）などと同じく、NEX 3SもSnapdragon 865を搭載し5Gに対応した、中国初のスマートフォンだといえよう。