市場調査会社「IDC」がAR（拡張現実）と VR（仮想現実）関連製品市場に関するレポートを発表した。それによると、2020年の中国市場におけるAR / VR関連の製品およびサービスへの総支出は世界市場シェアの約55％を占め、新型コロナウイルス感染症の流行以前から大幅に増加したとのこと。

中国全体の市場規模は2020年末には前年比72.1％増の66億ドル（約6900億円）前後に達し、その規模と成長率で米国と日本を上回り、世界でトップに立つという。また、中国市場の2020年から2024年の5年間にかけての年平均成長率（CAGR）は約47.1％程度になるとのこと。