ファンケルのアジア代理店買収にアリババなど中国大手が多数名乗り

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日本を除くアジアにおいて、スキンケアブランド・ファンケルの独占代理販売事業を展開する「CMCホールディングス」を売却する動きが進んでいる。

これに対し、中国EC大手の京東(JD.com)、米投資会社のブラックストーン・グループ(Blackstone Group)、セコイア・キャピタル、中信資本(CITIC Capital)など10社以上が買収に名乗りをあげているという。11月27日、ロイター通信が報じた。

関係筋によれば、アリババやテンセントも入札に参加するものと見られるほか、「高瓴資本(Hillhouse Capital)」も、中国のコスメブランド「完美日記(Perfect Diary)」を展開する「逸仙電商(YATSEN)」と共同で、買収を検討しているという。評価額は10億ドル(約1044億円)近くになる見込みで、最終的な入札結果は来年1月末までに発表されるとのこと。

ファンケルは1980年に設立された。「無添加」スキンケアを理念とし、2004年、正式に中国市場に進出、10年間で市場シェアを51%にまで拡大させた。中国の消費者が最も注目する無添加スキンケアブランドのひとつだ。

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