米国IPOを撤回、中国音声サービス「シマラヤ」が香港上場を模索

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米国IPOを撤回、中国音声サービス「シマラヤ」が香港上場を模索

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米国証券取引委員会(SEC)の文書によると、中国最大の音声配信プラットフォーム「喜馬拉雅FM(シマラヤ、日本での名称は『Himalaya(ヒマラヤ)』」を運営する「 喜馬拉雅」は、米国でのIPO(新規株式公開)計画を撤回したという。同社は2021年4月に米国で上場申請を行っていた。

喜馬拉雅は8月23日に香港で「喜馬拉雅控股有限公司(HIMALAYAS HOLDINGS LIMITED)」の登記を行っており、来週香港でIPO申請を行う計画だと報じられている。

2012年8月に設立された喜馬拉雅はこれまでに、「華山資本(WestSummit Capital)」、「SIG Asia Investments(海納亜洲)」、シャオミ(小米科技)、テンセントグループ(騰訊集団)などから6度の資金調達を行っている。

サードパーティーデータによると、喜馬拉雅は中国で最大規模のユーザー数を誇る総合オンライン音声コンテンツプラットフォームであり、2021年第1四半期(1~3月)時点で、同プラットフォームのMAU(月間アクティブユーザー数)は2億5000万人に達している。

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