オフライン空間デジタル化の「Aibee」、シャオミから資金調達、ユニコーン入り

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

短信

オフライン空間デジタル化の「Aibee」、シャオミから資金調達、ユニコーン入り

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

オフライン空間のデジタル化に注力する「Aibee(愛筆智能)」が3月18日、戦略的資金調達を完了したと発表した。リード・インベスターは「シャオミグループ(小米集団)」、コ・インベスターは「招商資本(CMS Capital)」。今回の資金調達により、Aibeeは市場価値が10億ドル(約1200億円)を超えるユニコーン企業となった。

今回の資金調達に先立ち、Aibeeはシャオミの公式ショップ「Mi Store(小米之家)」のデジタル化に関して全面的な協力関係を結んだ。事業協力の開始後2カ月で、AibeeはMi Store300店舗のスマート化を支援した。今後は共同で、小売業界初となる1万店舗以上のデジタル化を目指すという。

Aibeeは2017年11月に設立された。コンセプトは「OOO(Offline Online One-world)」。コンピュータビジョンやビッグデータ解析、ロボティクスなど多様なAI技術を統合し、オフライン空間のスマート化を支援する。現在、ショッピングセンターや駐車場、オフィスビル、小売店、銀行、空港、高速鉄道、観光地などにトータルソリューションを提供している。

AIで店舗デジタル化支援の「Aibee」、80億円を調達 次のユニコーンへ

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録