安徽省合肥市が「新エネ車の街」に エコシステムの構築進む

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中国安徽省合肥市で新エネルギー車(NEV)産業のエコシステム構築が進んでいる。昨年は産業チェーン全体の生産額が1000億元(約2兆円)を超えた。今年1~4月のNEV生産台数は17万2千台と前年同期比5倍に増えている。

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同市に本拠を置くNEVメーカー、大衆汽車(安徽)のアーウィン・ガバルディ最高経営責任者(CEO)は新華社の取材に対し「わが社は工場の建設だけでなく、研究開発やテスト、マーケティング、顧客サービスを含む完全なバリューチェーンを構築した」と説明。同社が既に同市のNEV産業エコシステムの重要な一部となっていると述べた。

同社はドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)と中国の同業、安徽江淮汽車集団(JAC)が合弁で2017年に設立したNEV専業メーカー。同省のサプライヤー16社と協力関係にあるほか、同社に追随して同省に投資したサプライヤーは38社に上る。

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合肥には同社の他にも比亜迪(BYD)や上海蔚来汽車(NIO)などNEV大手が拠点を構え、産業チェーンの川上・川下企業300社余りが集積。完成車から中核部品の生産、組み立て、回収までの完全な産業チェーンを形成する。昨年新たに契約が結ばれたNEV関連プロジェクトは145件、投資額は前年比25.3%増の1223億元(約2兆4000億円)に上っている。(新華社合肥)

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