市場調査会社Canalysが発表した最新データによると、2023年1～6月の世界の電気自動車（EV）販売台数は前年同期比49％増の620万台だった。

地域別では、中国本土が340万台と全体の55％を占めて首位となった。欧州は150万台で24％を占めて2位、米国は81万5000台で13％を占めて3位につけた。

メーカー別では、中国の比亜迪（BYD）が純電気自動車（BEV）とプラグインハイブリッド車（PHEV）を計130万台余り（前年同期比104％増）販売し、首位に立った。同社は中国本土、アジア太平洋地域、中東およびアフリカで販売台数上位3社に入った。米テスラは93万5000台（65％増）を販売して2位につけた。欧州、北米および中国本土では上位3社に入った。

Canalysは、23年の世界のEV販売台数は前年比39％増の1400万台余りとなり、自動車市場の18％を占めると予測している。

（36Kr Japan編集部）