1時間で最大350杯を抽出、全自動コーヒーマシンの中国新鋭「CAYE」が資金調達

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全自動コーヒーマシンを手がける「咖爺科技(CAYE)」がこのほど、シリーズAで数千万元(数億円超)を調達した。

CAYEは2022年、チェーン展開するコーヒーショップの設備の自動化とレベルアップを目指して立ち上げられた。創業者の吳鵬氏は、今をときめくロボット掃除機メーカー「追覓科技(Dreame Technology)」の創業メンバーの1人で、追覓科技を離れてCAYEを設立した。

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同社はシリーズAの資金調達完了を明らかにすると同時に、業務用全自動コーヒーマシン「Smart X」シリーズを正式にリリースした。Smart Xは、持ち帰りやデリバリーを前提とした小規模なコーヒーショップでの使用が想定されている。自社開発した「Bionic Barista」システムを搭載したことで、コーヒー豆のグラインドから計量、充填、コーヒーの抽出まで全ての工程が刷新され、プロのバリスタレベルのコーヒーを提供できるようになった。

吳氏によると、Smart Xシリーズのコーヒーマシンは、エスプレッソコーヒーを1時間あたり最大350杯提供でき、最大50万回の使用に耐えられるという。CAYEは現在、中国市場だけでなく、アジア太平洋地域を中心に海外市場の開拓も進めている。

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*2024年5月2日のレート(1元=約21円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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