世界のAIスマホ出荷台数、2028年には全体の54%へ 中国市場がけん引

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世界のAIスマホ出荷台数、2028年には全体の54%へ 中国市場がけん引

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調査会社Canalysはこのほど発表したリポートで、2024年に世界で出荷されるスマートフォンに占めるAI(人工知能)スマホの割合は16%となり、28年には54%に達するとの予測を示した。AIアシスタントや強化された処理能力に対するニーズの高まりを受け、AIスマホの出荷台数は23年から28年にかけて年平均成長率(CAGR)63%で急増し、26年には世界のAIスマホの累計出荷台数が10億台に達する見通しだという。

生成AIの搭載は、まずハイエンドモデルで始まり、徐々にミッドレンジモデルへと広がるとみられる。AIスマホで先行するメーカーは、米アップルや米グーグル、韓国サムスンのほか、中国の小米(シャオミ)、栄燿(Honor)、OPPO、vivoなど。

中国本土は、AIスマホに高い関心を示すユーザーが43%と最も多い。一方、インドは38%、米国は15%、ドイツは9%にとどまっている。中国本土の24年1~3月期のAIスマホ出荷台数は1190万台と世界全体の25%を占めた。

販売伸び悩む中国スマホメーカー、2024年はAI搭載競争へ突入か

(36Kr Japan編集部)

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