米電気自動車（EV）大手のテスラが発表した2024年10～12月期の生産台数は45万9445台、世界販売（納車）台数は49万5570台だった。年間では生産台数177万3443台、世界販売は178万9226台となった。

中国の全国乗用車市場情報連合会（CPCA）やメディアのデータから推計すると、テスラの中国販売台数は、2024年12月が前月比12.8％増の約8万3000台、年間では前年比8.8％増の約65万7000台となり、いずれも過去最高を記録した。

テスラは2024年10月、上海ギガファクトリーで300万台目の完成車をラインオフした。300万台のうち3分の1は、欧州やアジア太平洋地域に輸出されている。また、24年は専用の急速充電器「スーパーチャージャー」を約1万1500台設置し、世界の設置台数が前年比19％増の6万7000台余りとなった。25年には中国などでもV4スーパーチャージャーの設置を予定している。

一方、中国大手の比亜迪（BYD）は2024年の乗用車販売台数425万370台のうち、ピュアEVが176万4992台とテスラの178万9226台に肉薄した。

中国BYD、24年の世界販売が427万台に　フォードやホンダを超える勢い

（36Kr Japan編集部）