2019年10月下旬、中国のSNS黎明期に中国版Facebookとして人気を博した「人人網（renren.com）」のリニューアルバージョン（「人人」Ver.1.01）が、App Storeにカムバックした。アプリのデベロッパーはビッグデータ、人工知能関連のIT企業「多牛互動伝媒（Infinitas Interactive Media）」。同社は2018年10月、人人網のSNS及びライブ配信など全事業を6000万ドル（約65億円）で買収した。
2011年5月4日に人人網が米国で上場した当時、約1億1700万人のアクティブユーザーがいた。しかし上場による恩恵を充分に享受する前に、「WeChat（微信）」や「微博（Weibo）」などの新興SNSの攻勢を受け、徐々に衰退していき、上場7年で時価総額は十分の一にまで減少した。