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中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)は8日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでEVとハイブリッド車(HV)の計3モデルを発表し、同国の乗用車市場に正式に進出した。
今回発表したEVは小型ハッチバック「海豚(ドルフィン)MINI」と小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「元Pro」、HVはコンパクトSUV「宋Pro DM-i」だった。新車に搭載される独自開発した電池「ブレードバッテリー」は安全性が高く、航続距離が長いという特徴を備える。
BYDアルゼンチンのセールスディレクター、ベルナルド・フェルナンデス・パズ氏によると、第1陣の予約販売台数は1500台を超え、現地の消費者の新エネルギー車(NEV)に対する関心が高まり続けていることが示された。
BYDの米州自動車販売部門副ディレクター、李楠氏は、技術イノベーションによってアルゼンチンのグリーンモビリティーを推進していきたいとの考えを示した。
アルゼンチン政府は先ごろ、2025年はEV・HV計5万台分の輸入関税を免除するほか、26年も一定の数量以内の輸入関税を免除する関税割当制度を継続し、新エネ車の普及を促進すると発表した。
BYDはアルゼンチンに先立ち、南米のメキシコ、ブラジル、ウルグアイ、コロンビア、チリなどの市場に進出している。【新華社ブエノスアイレス】
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