AIがコメ育種を変える 中国で第3世代ハイブリッド米が進化

中国湖南省長沙市の雑交水稲(ハイブリッド米)全国重点実験室は、中国工程院の袁隆平(1930~2021年)、朱英国(1939~2017年)両院士(アカデミー会員)が設立し、2022年に第1陣として認定された全国重点実験室20カ所の一つとなった。現在はバトンを受け継いだ若手研究者が引き続き課題解決にあたり、低カドミウム蓄積、塩・アルカリ耐性などの特性を持つイネの選別を行っている。

雑交水稲全国重点実験室でハイブリッド米の低カドミウム蓄積、塩・アルカリ耐性遺伝子の選別とクローニングを行う研究者

研究者の努力により、第3世代ハイブリッド米の1作の収量はここ数年、1ムー(約667平方メートル)当たり千キロ以上で安定し、採種量も200キロを超えている。低カドミウム米は今年で55品種となり、塩・アルカリ耐性米は塩分濃度3~5パーミルの栽培環境で1作の収量が1ムー当たり400キロを達成。さまざまな地域の栽培ニーズに応えた。

実験室は、雄性不稔性を制御する第3世代ハイブリッド米の技術蓄積を既に終えている。現在は複数の機関と提携してデジタル技術と人工知能(AI)を活用したハイブリッド米育種のモデリング研究を進め、ハイブリッド米のさらなる発展に寄与している。

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【新華社長沙】

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