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中国の自動運転技術企業「文遠知行(WeRide、ウィーライド)」は10月2日、アラブ首長国連邦(UAE)のラアス・アル=ハイマ交通局(RAKTA)と提携し、同社のミニバンタイプの新型自動運転タクシー(ロボタクシー)「GXR」と自動運転バス(ロボバス)の試験運行を正式に開始すると発表した。
文遠知行の小型ロボバスは10月2日、ラアス・アル=ハイマ市の中心部と観光地のアル・マルジャン島で試験運行を開始した。ロボタクシーとロボバスの商用運行は、2026年初めに始まる予定で、現地公共交通の重要な構成要素となる。初期段階では安全を確保する「安全員」が同乗するが、その後はUAEの法律に基づいて段階的に完全無人運転を実現していく。

文遠知行は今年5月、米配車大手のUber Technologies(ウーバー・テクノロジーズ)と提携し、UAEの首都アブダビでロボタクシー事業の試験運営を開始すると発表した。同社は9月初旬、ドバイ道路交通局(RTA)からライセンスを取得し、ドバイ中心部でロボタクシーの試験運営を開始している。今後はドバイ空港へもサービス範囲を広げる計画で、26年初めにも完全自動運転を実現する予定だという。
(36Kr Japan編集部)
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