第5世代（5G）移動通信システムの営業ライセンスが発行されて半年も経たないうちに、5Gスマホの価格は大幅に下がり始めている。米調査会社「Strategy Analytics」のディレクターは、シャオミ（小米科技）はコストパフォーマンスでの優位性を5G市場でも保ち続けたいと考えているが、同時に販売価格や利益率が著しく低いという状況にも直面していると指摘している。2020年、5G対応端末の価格は大幅に下がり、最も安い物で1500元（約2万3000円）ほどになる見込み。2020年の5G対応端末の全世界販売台数は2億台を突破する見込みだが、その半分は中国市場が貢献し、中国は5Gの時代になっても世界最大のスマートフォン市場であり続けるだろう。（第一財経）