中国ヒューマノイド「LimX」、香港上場か 最大480億円調達を計画

中国の人形ロボット(ヒューマノイド)開発企業「逐際動力(LimX Dynamics)」が、香港証券取引所に非公開形式で新規株式公開(IPO)を申請した。ブルームバーグが8月18日に報じた。最大3億ドル(約480億円)の調達を計画しており、中信証券(CITIC Securities)が上場手続きを支援している。順調に進めば、香港上場を目指す中国ロボット企業がさらに1社加わることになる。

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逐際動力は2022年に設立、広東省深圳市に本社を置く。人型ロボットやエンボディドAI技術の研究開発を手がけており、これまでに等身大の人型ロボット「Oli」「Luna」や、モジュール型ロボット「TRON」シリーズなどを発表している。

完成品の量産を重視する一部の人型ロボット企業とは異なり、逐際動力は創業当初から二足歩行や車輪・脚複合型ロボットの運動制御技術を強みとしてきた。その後は、エンボディドAIの「大脳」と「小脳」の融合へと技術領域を広げている。現在は、ロボット本体の設計・製造、高度な認知機能と全身運動制御の統合、エンボディドAI向けのオペレーションシステム(OS)という3分野を中心に開発を進めている。これにより、認識や意思決定から全身運動、物体操作までを一貫して処理できる技術体系の構築を目指している。

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逐際動力にはこれまで、アリババグループや蔚来資本(NIO Capital)、上海汽車集団(SAIC)系ファンド、電子機器大手の藍思科技(Lens Technology)などが出資している。2026年7月にはプレIPOラウンドで約2億ドル(約320億円)を調達し、調達後の企業価値は150億元(約3600億円)に達している。

*1ドル=約159円 1元=約24円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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