中国ヒューマノイド「Unitree Robotics」が上場、初値629%高騰 時価総額は一時10兆円超に
公開日:
更新
更新
中国のロボット大手、宇樹科技(Unitree Robotics)は8月19日、上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板」に上場した。
公開価格は1株150.80元(約3600円)だったが、初値は1100元(約2万6000円)と公開価格を629.4%上回り、時価総額は一時約4449億元(約10兆7000億円)に達した。本稿執筆時点では900元(約2万2000円)前後で推移している。
今回の新規株式公開(IPO)では約4045万株を発行し、約61億元(約1500億円)を調達した。公開価格ベースの上場時時価総額は約610億元(約1兆5000億円)で、株価収益率(PER)は219.23倍だった。
Unitreeは2016年に設立された中国を代表する汎用ロボット企業の一つで、人型ロボット(ヒューマノイド)や四足歩行ロボット、ロボット向け部品、エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)モデルなどを手がける。特に四足歩行ロボットでは世界市場で約70%のシェアを持つという。
調査会社Omdiaによると、2025年の人型ロボット出荷台数は5500台を超え、車輪型の双腕ロボットを除く人型ロボットの出荷台数で世界首位となった。
業績も急拡大している。2025年の売上高は16億9900万元(約410億円)、親会社株主に帰属する純利益は2億7800万元(約67億円)、非経常損益を除く純利益は5億9000万元(約140億円)だった。

*1元=約24円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)