テンセント傘下のゲームデベロッパー、2020年売上高が世界トップの1兆円超

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テンセント・ホールディングス(騰訊控股)の子会社「TiMi Studios(天美工作室群)」が、2020年に100億ドル(約1兆936億円)を売り上げ、世界最大のゲームデベロッパーになった、とロイター通信が報じた。

TiMi Studiosは、『王者栄耀(Honor of Kings)』『天天酷跑(Parkour Everyday)』『天天愛消除(Craz3 Match)』などのゲームを開発してきた。『王者栄耀』は世界モバイルゲームMAUランキングで2年連続1位、さらに中国国内でも最も人気のあるモバイルゲームに選ばれている。

TiMi Studiosエンジニアの一人は、先月発行された採用案内で、「本社の目標は、映画『レディ・プレイヤー』に出てくるVR世界のような全く新しいAAAゲーム(大ヒットゲーム)の制作であり、日本や韓国、欧米の大企業相手に堂々と渡り合うつもりだ」と述べている。

現在テンセントは、世界を引きつけるオリジナルの知的財産コンテンツを制作するため、海外にスタジオを設立している。2019年第4四半期、同社ゲームの海外における売上高は総売上高の23%だったが、テンセントはこの数値を50%まで引き上げることを最終目標に掲げている。

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