中国ショート動画「快手」、21年売上高約38%増の1.5兆円 EC事業GMVは8割増

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中国ショート動画「快手」、21年売上高約38%増の1.5兆円 EC事業GMVは8割増

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【新華社北京3月30日】中国のショート動画アプリ「快手(Kuaishou)」を運営する北京快手科技が29日発表した2021年12月期決算は、売上高が前年比37.9%増の810億8千万元(1元=約19円)で、ブルームバーグ・マーケットコンセンサスの業績予想値801億元を上回った。調整後の当期純損失は188億5千万元で前年の78億6千万元から増加した。

最大の収入源は「オンラインマーケティングサービス」で、売上高は95.2%増の427億元だった。電子商取引(EC)のクローズドループが次第に整うのに伴って、ECの流通総額(GMV)は78.4%増の6800億元に達した。

同時に発表した21年第4四半期(10~12月)決算は、売上高が前年同期比35%増の244億元、調整後の当期純損失は35億7千万元で第3四半期(7~9月)の46億2千万元より22.7%の改善となり、予想値の39億2千万元より少なかった。

第4四半期のデイリーアクティブユーザー数(DAU)は前年同期比19.2%増の3億2300万人、月間アクティブユーザー数(MAU)は21.5%増の5億7800万人。DAUとMAUの伸び率は21年の全4四半期の最高値となった。快手ECによる、ブランドチームを立ち上げてメーカーにサービスと支援を提供する取り組みが実り、ブランドライブコマースの第4四半期のGMVは第1四半期の9倍強に膨らんだ。

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