【新華社北京12月20日】中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技（CATL）はこのほど、中国自動車大手の奇瑞控股集団と戦略的協力に関する枠組み協定を締結した。双方は製品やビジネス、マーケティング、ビジネス情報などの分野で全面的に提携する。乗用車向け電池の供給や技術協力のほか、大型バス、貨物車、大型トラック、電動船舶などの分野で公共交通や新エネルギー車向けのバッテリー・モーター・電子制御ユニット（ECU）、電池交換といった業務の連携を模索し、業界の質の高い発展を促進、けん引する。

CATLによると、協定により、双方は全面的な戦略提携を正式にスタートさせ、それぞれが優位性のある資源を生かし、国内外の新エネ車市場を共同で開拓する。また、双方の市場競争力を高め、新エネ産業の持続可能な発展と電気自動車（EV）の普及を推進し、世界のカーボンニュートラル（炭素中立）目標の達成に寄与するとした。

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