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中国のGPU(画像処理半導体)メーカー「壁仞科技(Biren Technology)」が、2025年内に香港証券取引所で新規株式公開(IPO)し、3億ドル(約450億円)の調達を計画していることが分かった。ただし、IPOの時期や規模などの詳細は変更される可能性があり、IPOを実施しない可能性もあるという。ブルームバーグが関係者の話として報じた。壁仞科技はこの件について「ノーコメント」と回答した。
壁仞科技は2019年に設立され、汎用コンピューティングシステムの開発に注力し、人工知能(AI)コンピューティング向けの総合ソリューションを提供する。高性能GPGPU(汎用GPU)「壁砺(BIREN)」シリーズは、国産初のGPGPUとしてすでに量産・販売されている。
同社はこれまでに複数回の資金調達を実施し、累計50億元(約7500億円)を調達。GPU分野のユニコーン企業に成長した。中国の調査会社・胡潤研究院が発表した「2024世界ユニコーン企業ランキング」では、評価額155億元(約2兆3000億円)で495位となっている。
*1ドル=約150円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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