北京大発の核融合スタートアップ、エンジェルラウンドで11億円調達 低コスト発電目指す

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核融合発電技術を開発する中国のスタートアップ「零点聚能(Magnull Fusion)」がこのほど、エンジェルラウンドで約5000万元(約11億円)を調達した。資金は、第1号実験装置の開発・建設に充て、新たな技術である「磁気ゼロ点閉じ込め配位型核融合」の実証実験を実施し、超低コストの核融合エネルギーの活用を推進する方針だという。

零点聚能は2024年、北京大学科学技術開発部傘下のインキュベーション施設・燕縁孵化器(Yanyuan Incubator)が溪山天使匯(Stream Hill Angels)と共同設立した。チーフサイエンティストの肖池階氏は北京大学物理学院准教授を兼任する。25年3月には、北京大学との共同実験室も設立。

核融合エネルギーは、安全性の高さや環境負荷の低さ、燃料の豊富さという特性から、究極のエネルギー技術として注目を集めている。零点聚能は第1号実験装置により重要パラメータを取得した後、第2号および第3号実験装置の開発に着手する計画。この技術が実用化されれば、超低コストの発電が可能になり、ロケットなどの動力に活用できる可能性もある。

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*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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