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中国の生成AIユニコーン企業「月之暗面(Moonshot AI)」はこのほど、新たに7億ドル(約1100億円)超を調達した。既存株主のアリババグループ、テンセント、五源資本(5Y Capital)などが主導した。今回の資金調達を経て、同社の評価額は100億ドル(約1兆5500億円)を超えた。
月之暗面は2025年12月にシリーズCで5億ドル(約1100億円)を調達したばかりで、過去1年の調達額は12億ドル(約1900億円)を超え、中国のAIモデル分野で最大規模となっている。同社は既に次の資金調達の準備を始めており、評価額100億~120億ドル(約1兆6000億~1兆9000億円)を目標としているという。
1月27日には、長文の理解・処理に強みを持つ新世代モデル「Kimi K2.5」を公開し、オープンソース化した。同モデルはコード生成やマルチモーダル(画像・動画)理解の性能を大幅に向上させており、企業向けエージェント(自律型AI)の基盤として商用化を加速させる狙いだ。
200社から10社へ、進む「AI淘汰」
中国のAIモデル業界では、生き残りをかけた選別が一段と鮮明になっている。1月には智譜AI(Zhipu AI)と稀宇科技(MiniMax)が相次いで香港市場に上場するなど、資金調達の舞台は公開市場へと広がりつつある。
JPモルガン・チェースは、中国のAI業界はかつての「モデル乱立」による数量競争の段階を終え、商用化能力やグローバル展開力を競う総合力の局面へと移行したという。また、実力と十分な資金力を備えたモデル開発企業は、かつて200社以上あったが、今では10社未満にまで絞り込まれていると指摘している。
中国発AIモデルが再び価格破壊。アリババ「Qwen 3.5-Plus」公開、Gemini 3に匹敵・API価格は1/18
膨大な計算リソースと研究開発費を必要とするAI競争において、アリババやテンセントといった巨大テックの支持を取り付けた「月之暗面」などの有力スタートアップが、再編の勝者として存在感を強めている。
*1ドル=約155円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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