羽田空港で荷物運搬ーー中国のAI・ロボット、世界輸出加速へ

急速に進化する人工知能(AI)技術と「人間中心」のAI発展理念をよりどころに、中国は多層的かつ広い分野での実践を通じ、AI発展の成果を世界が共有できる時代的チャンスに転換しつつある。

データによると、中国の2025年の産業用ロボット輸出は前年比48.7%増加して輸入を上回り、中国は産業用ロボットの純輸出国となった。今年第1四半期(1~3月)は各種ロボットの輸出額は113億2000万元(約2700億円)に達し、輸出先は148カ国・地域に及んだ。

無人配送を手がける新石器慧通(北京)科技(Neolix)は、アラブ首長国連邦(UAE)のハイテク企業K2グループ傘下のAutoGo(オート・ゴー)と連携し、UAE初となる無人配送車許可証を取得。無人配送の商業化を実現した。

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ロボット開発の宇樹科技(Unitree Robotics;ユニツリー・ロボティクス)は、東京羽田空港で、自社の人型ロボットが荷物・コンテナの運搬や一般貨物の積み替えなどの地上業務を担っている。

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自動運転の文遠知行科技(WeRide、ウィーライド)は、サウジアラビアの首都リヤドで、同国初の無人タクシーの実証サービスを開始した。

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海外で活躍するこうした中国のAI技術や製品は、中国の強固な産業基盤が支えている。2025年の世界AI会議(WAIC)で発表されたデータによると、世界で公開された大規模言語モデル(LLM)は3755種類、うち中国は1509種類で首位だった。

音声認識大手の科大訊飛(iFLYTEK、アイフライテック)は、タイで中国語教育向けLLMを活用したAI中国語教育システムを発表し、中国語学習をより気軽で楽しいものにした。中国語学習製品ラインの責任者、解飛氏は、タイで導入後、サムットプラーカーン県の中学校でAIを活用した会話練習が日常の授業に取り入れられ、生徒全体の発音の正確さが大きく向上したと話す。

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また、モザンビークでは、中国の衛星測位システム「北斗」技術を基盤とした農業用ドローンが、農地の測量、水稲の種まき、農薬散布などの農作業に広く活用されている。マレーシアでは、中国ハイテク企業が地元企業と連携し、東南アジア諸国連合(ASEAN)AI多言語翻訳・制作センターを設立。130以上の言語の相互翻訳に対応し、映像コンテンツを30分で迅速に翻訳することが可能となった。

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山東大学政治学・公共管理学院の韓自強教授は、中国のAIはオープンソースで開放的、使いやすい形で世界に恩恵をもたらし、各国の発展需要や関心事に応え、経済や国民生活を支えている。AIはイノベーションを目に見え、触れることができ、持続可能なものへと変化させ、より多くの人々が科学技術の進歩の成果を共有できるものとしたと語った。【新華社青島】

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