中国4~6月のスマホ出荷、2%減の6610万台 ファーウェイ首位
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英調査会社オムディア(Omdia)が発表した2026年4〜6月期の中国スマートフォン市場リポートによると、同期間の出荷台数は前年同期比2%減の6610万台となった。メモリー半導体など部品コストの上昇を背景に市場環境は厳しさを増す一方、ハイエンド製品やサプライチェーンに強みを持つ大手ブランドがシェア拡大を続けた。
ファーウェイ(華為技術)は25%増の1520万台、市場シェア23%で首位に立った。製品ラインアップの刷新に加え、自社開発チップと強固なサプライチェーンを活用してコスト上昇の影響を和らげ、ハイエンドからエントリーモデルまで幅広く展開し堅調な伸びを維持した。

米アップルは24%増の1240万台(市場シェア19%)で2位に続いた。出荷台数・シェアともに過去最高を記録した。業界全体で値上げが進む中、iPhoneの価格を据え置いたことが販売チャネルの仕入れ需要と消費者の買い替え需要を押しあげた。
一方、OPPO(オッポ)は9%減の1060万台(市場シェア16%)で3位、vivo(ビボ)は11%減の1050万台(同16%)で4位、小米科技(シャオミ)が21%減の820万台(同12%)で5位だった。市場全体が縮小する中、成長したのはファーウェイとアップルのみだった。
各社は厳しい市場環境の中で差別化を図るため、AI(人工知能)への投資を加速している。競争の軸は端末性能やオンデバイスAIモデルから、OSレベルのAIエージェントやアプリ連携、エコシステム、パーソナライズされたユーザー体験へと移りつつある。
オムディアは、2026年通年の中国本土のスマートフォン出荷台数が前年比6%減になると予測する。ただ、減少幅は世界市場全体より小さい見込みで、市場ではAIを軸とした高付加価値競争が一段と加速するとみられる。
(36Kr Japan編集部)