中国旅行、韓国人客は増加続く一方で日本「9割減」
韓国政府の最新統計データによると、今年1月から6月にかけて、韓国からの訪中観光客数は前年同期比16%増の約171万4000人となった。韓国の旅行業界では、中国が「距離が近く、優れた体験ができる海外旅行先」だと広く認識されており、2026年通期の韓国からの訪中観光客数も引き続き増加すると見込まれている。
韓国の日刊紙・東亜日報の報道によると、中国は「コストパフォーマンスに優れた旅行先」として韓国人観光客の注目を集めており、中国を訪れる旅行商品は継続的に拡充されている。特に中国が24年11月から韓国国民に対し最長30日間のビザ免除措置を実施したことで、ビザ申請などの関連費用を節約でき、旅行コストが大幅に削減された。
中国駐ソウル観光事務所がこのほど、中国への旅行経験がある韓国の成人2600人を対象に実施したアンケート調査によると、ビザ免除政策の実施後、韓国人観光客の中国訪問に対する満足度、再訪問意向、およびおすすめ意向がいずれも上昇した。人気の目的地としては、上海、北京、張家界、青島などが挙げられる。
一方、韓国市場の継続的な活況とは対照的に、日本人の中国旅行への熱意は大幅に冷めつつある。日本の共同通信が今年5月に報じたところによると、2025年11月の高市早苗首相の台湾有事に関する答弁に伴い、日中関係が悪化したことが影響し、日本人の中国への旅行が大幅に減少した。日本のある大手旅行会社の中国旅行事業担当者は、「予約キャンセルの急増と日本便の減便で、日本人客は9割減った」と明かした。同報道は、旅行業界は本来、日中の相互理解を促す架け橋であるべきだが、現在は日本人の中国旅行と中国人の日本旅行の両方が冷え込んでいるため、「二重に打撃を受けている」と指摘している。
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(36Kr Japan編集部)