中国の茶飲料チェーン「ChaPanda」、IPOに不正操作の疑い 香港当局が売買停止を指示

中国の人気ティードリンクチェーン「茶百道(ChaPanda)」は、新規株式公開(IPO)が人為的に操作された疑いを受け、株式の売買が停止された。

同社は10月13日、香港証券先物委員会(SFC)の指示に基づき、香港証券取引所が同日午前9時から同社株式の売買を停止したと発表した。措置は「証券先物(証券市場上場)規則」第8条第1項に基づく。

SFCは同日、茶百道のIPOで、株式への需要が実態のない形で作り出されていた可能性を強く懸念していると説明。市場の秩序と投資家の利益を守るため、調査中は売買を停止するとした。

SFCはまた、茶百道のIPOで不正に関与した疑いのあるグループに対し、関連口座の資産処分などを制限する措置を講じた。対象資産の制限額の上限は約43億7900万香港ドル(約880億円)で、同種の案件として過去最高となる。調査は継続中で、声明では茶百道や同社経営陣が不正に関与したとは指摘していない。

茶百道は2008年に創業し、24年4月に香港市場に上場した。公募価格は17.5香港ドル(約350円)。売買停止前の最終取引日である10月12日の終値は4.035香港ドル(約81円)で、公開価格から約77%下落していた。

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業績面では、24年の売上高は前年比13.8%減の49億1800万元(約1200億円)、親会社株主に帰属する純利益は58.6%減の4億7200万元(約110億円)だった。25年は売上高が53億9500万元(約1300億円)、純利益が8億500万元(約190億円)に回復した。26年上半期(1~6月)の売上高は前年同期比6.2%増の26億5500万元(約640億円)、純利益は3.2%増の3億3600万元(約81億円)となったが、利益水準は上場前の水準に戻っていない。

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*1香港ドル=約20円、1元=約24円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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