指示を待たず、予定や好みから提案。中国発パーソナルAI、累計310億円超調達

パーソナルAI(個人向けAIアシスタント)「Today AI」を運営する上海の「此間無限」は10月21日、累計で2億ドル(約310億円)超を調達したと発表した。IDG資本(IDG Capital)、騰訊控股(テンセント)、五源資本(5Y Capital)、螞蟻集団(アント・グループ)、紅杉中国(HongShan)、伝音控股(Transsion Holdings、トランシオン)などが出資した。

此間無限は2026年3月に設立された。創業者の齊俊元氏は連続起業家で、大学時代に企業向け協業ソフト「Teambition」を立ち上げた。同サービスの運営会社は19年にアリババに買収された。その後、齊氏はバイトダンス(字節跳動)に加わった。Today AIは今年7月にクローズドテストを、9月に海外でオープンベータテストを開始し、9月下旬には中国国内版をリリースした。

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Today AIは主に仕事の計画、旅行手配、フィットネス、スケジュール管理に使われる。ユーザーからの指示を待つチャットツールとは異なり、ユーザーが共有した目標や好み、直近の予定を記憶し、適切なタイミングで自ら提案することで、ユーザーが背景をその都度説明する負担を減らすのが特徴だ。例えば、既存の計画と新たな予定を組み合わせて学習時間の調整を提案する。また、ユーザーがアクセスを許可した健康データに基づき、トレーニングの再開を促すこともできる。

同社によると、ユーザーは自身のメモリーを閲覧・修正・削除できる。支払いや重要な意思決定を伴う操作は、ユーザーの確認を経て実行される。現在、メモリーの更新、リマインド戦略、長時間にわたるタスクの実行能力の最適化に取り組んでいる。

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*1ドル=約157円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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