世界ARグラス出荷台数、倍増へ 米メタと中国勢がけん引
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市場調査会社・集邦諮詢(TrendForce)は10月15日、世界のAR(拡張現実)グラス出荷台数が2025年の62万台から26年には131万台に増加し、前年比111.1%増となる見通しで、27年も約80%増を見込むと発表した。
同社は、米メタのディスプレイ搭載AIグラス「Meta Ray-Ban Display」の成長が市場予想を上回り、消費者のARグラスへの関心を高めるとともに、他ブランドやサプライチェーンの製品展開の加速につながっていると分析している。
ブランド別では、メタが年間出荷台数シェア約20%で首位となる見通し。「XREAL(エックスリアル)」、「Even Realities」、「Rokid(ロキッド)」、「RayNeo(レイネオ)」の4ブランドで53.2%を占める。このうち、XREALは映像視聴・エンターテインメント向け製品を主力とし、米グーグルと共同開発した「AURA」は年末の発売を予定している。Even Realitiesは軽量設計を重視した情報表示型グラスを展開している。
ディスプレー技術では、OLEDoSとLEDoSの2方式で市場の約80%を占める見通し。OLEDoSは映像視聴向けグラスに広く採用されているため、やや優位に立つ。メーカーは単色グリーンの表示方式も試み、情報提示系の用途拡大を図っている。一方、LEDoSは軽量性を活かして情報表示型グラスで重要な位置を占めるが、フルカラー化には技術的な課題が残る。サプライチェーン各社は情報の識別性と可読性を高めるため、赤・緑の2色表示方式の開発を進めている。
*1元=24円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)