人工知能ユニコーン「第四範式」、評価額は約2100億円に 顧客は8000社以上

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機械学習、AIなどに強みを持つテクノロジー企業の「第四範式(4Paradigm)」が、この度シリーズC+での資金調達を完了し、以前実施したシリーズCと合わせ総額2億3000万ドル(約250億円)を調達した。出資者には「シスコシステムズ(Cisco Systems)」、「中信銀行(China CITIC Bank)」、「レノボ(聯想)」などが名を連ね、本シリーズを経て第四範式の評価額は約20億ドル(約2100億円)になった。

第四範式は2014年に設立され、アルゴリズムからコンピューティングまで、自律的に制御可能なSaaSモデルのAIソリューションを提供している。これまでに「中国工商銀行(ICBC)」、「招商銀行(CMB)」、「中国石油天然ガス(PetroChina)」、レストランチェーン「百勝中国(YumChina)」など、8000社以上にサービスを提供している。2019年に米IT専門調査会社「IDC」が発表した「中国機械学習開発プラットフォーム市場評価」では、第四範式は中国国内のバイドゥ、アリババ、テンセントはもちろん、海外のマイクロソフト、アマゾン ウェブ サービス(AWS)なども押さえてシェアナンバーワンになったと報告されていた。

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