物流大手「韻達」、業績下降幅は想定内 アリババ資本参加で、市場シェア拡大継続の見込み

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4月30日、物流大手を傘下に擁する「韻達控股(Yunda Holding)」が2019年の年次報告書を発表した。それによると、2019年における同社の売上高は前年比148.3%増の344億400万元(約5200億円)、親会社に帰属する純利益は前年比1.88%減の26億4700万元(約400億円)だった。また、同時に発表された2020年第1四半期の決算によると、第1四半期の売上高は前年同期比15.86%減の56億2500万元(約850億円)、親会社に帰属する純利益は同比41.06%減の3億3400万元(約51億円)だった。決算報告書には、アリババが株主に加わり、株式の2%を保有していると記載されている。 中国の大手投資銀行「中国国際金融(CICC)」は、新型コロナウイルス流行の影響による韻達の財務・業績は想定内だったとし、韻達の行き届いた管理、オートメーション設備、資金力などにおける優位性を好感し、韻達は今後も市場シェアを拡大すると考えているという。

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